当サイトでもリフォームをする際は「相見積もりを3社しましょう!」と推奨しています。
ただ最後には1社に絞って、それ以外のお店はお断りする必要があります。
リフォームの規模が大きければ大きいほど、営業・プランナー・設計士など複数の人が関わってかなりの時間を費やして見積もりを作成しています。
打ち合わせを進めれば進める程、お断りするのは気が引けますよね、、、。
ましてや、自分の会社で契約してくれると思いきっているような発言があると、ますます断りづらくなっていきます。
私はリフォーム営業を9年やってきましたので、今まで自身の経験から相見積もりの上手な断り方を電話とメールそれぞれの例文付きで解説していきます!
それでは、やっていきましょう!!
そもそも連絡する必要ってあるの?
これは連絡した方がいいでしょう。
ただ複数社見積もりをとっていると、期日までに見積もりを出してこなかったり、向こうから連絡をすると言っていたのになかなか連絡が来ない場合があります。
こういったお店には特に連絡せずにフェードアウトしても問題ないでしょう。
断るのが申し訳ないんだけど
確かに現場確認に来て頂いて、数回打合せをしていると担当の営業さんともだんだんと打ち解けてきて断るのが申し訳ないと思ってしまうと思います。
営業さんは確かに断られるのはショックですが、8割以上のお客様が相見積もりをしていて、ご成約に至るのはおおよそ50%前後がリフォーム業界では普通です。
こういった言い方をすると変ですが、営業さんは断られることに慣れているのです。
リフォーム店は数か月先の工事の空き状況などを把握して、工程を組んでいかないとダメです。そこに成約になるかわからない返事の頂けない案件がたくさんあるとお店がうまくまわらなくなってしまいます。
むしろ、最終的な返事がないままになってしまう方が困ってしまうんじゃ
連絡方法は電話・メール?
これはできれば電話がいいですが、普段からメールでやり取りしている場合はメールでも問題ないでしょう。
ただ単調な文面で、「他社の方が安かったので、今回はそちらにします」みたいな感じのメールを送るのは、営業さんも気持ちのいいものではないでやめておきましょう。
断るときのポイント
曖昧な返事はやめましょう
これはすごく大事なことです。
まだ検討の余地があるような伝え方だと、営業さんもなんとか自分の所で契約してもらおうと粘ります。
他社さんはいくらでしたか? 他社さんより安くしますので、、、。
え、値引きしてくれるならいいやん!
と思ったかもしれませんが、これは相見積もりをする際に一番オススメしない
事です。
なぜダメかというと、大幅に値引きできるということは元々それだけの金額を乗せていたという事です。値引き交渉されたり、失注しそうになったお客様だけ値引きして、それ以外のお客様には多めに利益を乗せている会社は決していい会社とは言えません。
特にリフォームは、完成した製品をそのまま買うわけではないので、契約後に手を抜こうと思ったら抜けてしまいます。
いつものベテランの職人に頼むと高いので、安くで工事してくれる若手の職人にお願いしよう…。
といったような事になる可能性があります。
そんなことあるの? と思われるかもしれませんが、これはリフォーム業界ではよくあることです。
このあたりの値引きの話は別の記事で詳しくお話させて頂きます。
お礼とじっくり考えて決めたことを伝える
担当者も仕事とはいえ、現地まで足を運び、時間をかけてお客様に喜んでもらおうとプランを考えて見積もりを作っています。
じっくり考えて決めたことと感謝の気持ちを伝えると、お互い気持ちよく「次回また何かあればお願いします」と終われるはずです。
他社に決めた理由を伝える
これは言わなくていいという意見もあると思いますが、こちらから言わなければ聞かれる場合がほとんどでしょう。
今回は他のお店に決めました
もしよろしければ他社に決められて理由だけでもお聞かせ頂けますでしょうか?
それはちょっと、、、。
という感じで、必ず聞かれますし無理に言わないと微妙な空気になり険悪な感じで終わってします。
普通の営業さんなら失注理由を会社に報告する必要がありますし、今後のために活かしたいと考えますので、「そうなんですね、今後またお願いします」とすんなり電話を切られることはないでしょう。
実際の断り方の例
他社を選んだ理由は何でも大丈夫ですが、担当者の信用度等関わる内容は断られる側もいい気にならないので控えるようにしましょう。
それでは、例をみていきましょう!
例(電話の場合)
いつもありがとうございます。
お忙しい中、お見積りありがとうございました。
今回家族でじっくり話し合って検討したのですが、金額面の折り合いがつかず今回は他社さんで進めることにしました。
そうですか、他社さんの方が安かったですか。
では他社さんより金額頑張らせて頂きますのでもう一度見積もり出し直させて頂けませんでしょうか。
すでに他社さんで契約もしてしまってますので、、、。
○○さんには、とても良くして頂いたので申し訳ないのですが、またの機会に依頼させて頂くこともあるかと思いますので、その際はよろしくお願いします。
断りの理由はいろいろあると思います。
・金額面
・プラン内容
・保証内容
・仮住まいの斡旋(大規模リフォームの場合)
・工期
上記のいずれかの理由で折り合いがつかなかった という事を伝えましょう。
もし無理な値引き等を提案されたりしても、すでに他社で契約している旨を伝えるとそれ以上しつこく営業されることはないでしょう。
例(メールの場合)
こちらをコピペして使ってください。
他社に決めた理由は電話と同様で正直な理由を伝えて問題ないです。
○○のところにはお世話になった営業さんや設計士の名前をいれましょう。
これを入れるだけでコピペ感が一気に無くなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
大事なポイントは
・見積もりを作ってもらったことへの感謝を伝える
・今回は、すでに契約しているので考え直すことはできないという事
これだけ抑えておけば問題はないでしょう。
優しいみなさんは、いざ断るとなると心が痛みますよね。
かといって初めから1社だけに絞って進めるのも心配ですよね。
そんな方は、無料一括見積もりサイトを利用してみると良いと思います。
一括見積もりサイトに加盟している会社は、相見積もりがあることを前提に加盟しています。
無料一括見積もりサイトホームプロなら、お断りの際は、サイト内のお断りボタンを押すだけですので、電話やメールでお断りをいれるのはちょっと という方にもおすすめです!!